今日のお稽古〜 風炉/瓢棚/薄茶平手前
6月のお稽古。
先生の入院により約2ヶ月のお休みを経て、久々の稽古再開です。
とても、初夏らしい茶室のしつらえに合わせて、 ひょうたん型の瓢棚(ひさごだな)を使いました。
先生のご体調は心配ですが、やはり茶室は落ち着きますなあ。
※瓢棚(ひさごだな)とは
杉木地で、勝手付の側板を瓢形に刳抜き、刳抜かれた瓢形の板を天板とし、客付に立てた竹の一本柱で支え、取り外しのできる地板が付いた小棚。
淡々斎(たんたんさい)の斎号で知られる、裏千家十四世 無限斎(むげんさい)碩叟宗室(せきそうそうしつ)が好んだ棚である。
文化棚(ぶんかだな)とも言われる。
地板が取り外しできるため、外した場合は運びで使うことができる。
勝手付に竹の杓釘を差し込めるようになっていて、仕覆や羽箒もかけることができる。